対人関係

  • 職場がつらい。

    そう思っている人はいませんか?

    大阪大学客員教授や内閣府での要職を歴任された佐々木常夫氏の著書「40歳を過ぎたら、働き方を変えなさい」に、次のようにありました。

    「人間関係がつらい。そう感じる時は、会社を『自分の家族』だと考えてみるのもいいと思います。ちょっと極端かもしれませんが、そりが合わない上司は『仲の悪い兄貴』、手のかかる部下は『やんちゃな弟』だと考えてみるのです。」

    私も以前、職場の人間関係で悩んでいた時がありました

    (今もしんどくなる時があります)が、

    まさに佐々木氏の言う通り、

    「自分の家族」だと思って乗り越えた経験があります。

    造園会社で働いていた頃、一人の職人さんの対応に腹が立って仕方がないことがありました。

    偉そうで、意地悪で、人をバカにする。

    そんなストレス源の職人さんと1ヶ月間、同じ現場で働くことになったのです。

    もう、精神状態を保つのが大変だったことを覚えています。

    そんな時、大学の先輩から

    「人間関係は鏡やで。

    そんな気持ちで職人さんに接していても関係が好転することはない。

    その職人さんの幸せを心から願うんや。

    『自分の本当の兄貴』と思って、感謝の気持ちで関わるんや。

    まずは、爽やかな挨拶から始めてみては・・・」

    何てことをアドバイスされました。

    次の日から「○○さん、おはようございます。今日もよろしくお願いします」と、毎日、挨拶するようにしてみました。もちろん、挨拶を返してくれることはありませんでしたが。

    また、「○○さん、△△する時、どういうことに気をつけているんですか?」等々、仕事に関する技術を教えてもらおうと、積極的に関わるように心がけました。

    「自分が変われば相手が変わる」

    という人間関係の方程式は間違いありませんね。

    1ヶ月後、その職人さんは家族の事情で急に退職されたのですが、

    最後の日、その職人さんから

    「荒井くんは良い造園職人になれるわ。頑張りや。」

    と声をかけてくれたのです。

    意地悪と文句した言われなかった人からです。

    この経験は私の財産です。

    職場での人間関係を「競争」「争い」等でとらえてしまうと、敵対心が芽生え、悩みが生まれます。不幸です。

    一方、職場の人たちを「家族である」という共同体感覚でとらえ、自ら友好的に、積極的に関わろうとすると、いつしか「かけがえのない居場所」になります。

    ムカつく上司を「尊敬する兄貴」と、

    イラつく部下を「可愛い弟」だと捉えてみませんか。

    さあ、今日も前に進もう!

  • ある人に会いに関東方面に行ってきました。

    一人は高校時代の友人。

    もう一人は塾の経営者さん。

    それぞれに小一時間の対話でしたが、感動のひと時でした、

    人材派遣会社の役員をしている高校時代の友人は、「引きこもりが人材」だと気がつき、今、家に引きこもっている人が社会で活躍できるお手伝いを積極的に支援しているとのことでした。

    Facebookで繋がった塾の経営者さんは、一人の不登校との出会いをきっかけに、今、不登校生が自信を持って生きていく支援を行なっているそうです。

    お二人とも「夢に向かって突き進む情熱!」「思ったことを実行する勇気!」「人のために行動する優しさ!」を持っていました。

    お二人の心が私の心をビンビンと刺激し、「俺もやったるで!」と自然に決意に変わっていました。

    「人との出会いが人生を豊かにする」心から実感する週末でした。

    今秋を目指していじめ専門のホームページを立ち上げます。ますます気合を入れて準備していきます。

  • 中村信子著「サイコパス(文春新書)」を読みました。

    常識では考えられないウソを平気でつき、不正を働いても平然としている。

    ウソが完全に暴かれても全く恥じるそぶりはなく堂々としている。

    しかも「私は不当に非難されている被害者」であるかのような振る舞いをする・・・

    彼、彼女は高い確率で「サイコパス」だと

    いいます。何と100人に約1人の割合で存在するそうです。

    サイコパスといっても「負け組サイコパス」と「勝ち組サイコパス」がいるそうです。

    「負け組サイコパス」は、ためらいなく犯罪を犯してしまうので、悪事も発覚しやすい。

    「勝ち組サイコパス」は、監獄ではなく、私たちの身近にいる。彼らは他人をうまく利用して生き延び、容易にはその本性を見せない。

    とのことです。

    サイコパスの原因は、はっきりしていません。

    ですが、脳の構造上に問題があるとする説があります。

    前頭葉や大脳皮質において健常者とは異なる脳波を出していたり、

    言語の処理を左脳ではなく右脳でするなど脳の構造が異なっているといったことが原因と考えられています。

    脳の機能が正常ではないので感情や良心などが欠落してしまい、サイコパスになってしまうということです。

    中村氏はいう。

    「サイコパスとは何なのかを正しく知り、注意深く対処する方法を身につけておく必要がある」

    「100人に1人しかない資質は、逆に言えば貴重なものです。

    これを活かし、他人に危害を加えず働ける場所、うまく生きられる方法が、必ずある」

    と述べられています。

    衝撃的でした。

    どんな人間にもその人のしかできない使命があると信じます。

    どんな人間も心地よく共生できる社会を築くことは人間には可能であると信じます。

    ぜひ一度読んでほしい本です。