2017年10月

  • 【発達障害って何?】

    発達障害とは、生まれつきの脳機能の凸凹によって、社会生活に困難が発生する障害のことです。

     

    【発達障害のある人の困難とは?】

    発達障害のある人は、多くの人と比べて、得意なこと不得意なことの差が大きく、違った物事の感じ方や考え方をすることが多いです。そのため、勉強や仕事の理解や進め方、集中や持続の偏り、対人関係のトラブルなどが生じて生活に支障をきたしやすいのです。

    発達障害の原因は、全容解明がなされていませんが、これまで言われてきた「親の育て方が悪い」「親の愛情不足」などという説は、今では医学で否定されています。

     

    【気づかれにくい障害】

    発達障害の難しさは、見た目には分かりにくいことです。

    例えば、本人は悪気がなく行動していても、周囲には「自分勝手だ」「空気が読めない人だ」などと誤解を受けることがよくあります。また、人と比べて知覚や聴覚過敏なので、耐えがたい環境にいるのに、「これくらい我慢できるやろ」「もっと集中しろ」などと本人の根性の問題にされてしまうこともあるのです。

    そのため、発達障害のある人は、「どうせ自分にはできない・・・」と無力感を感じてしまいます。ついには「うつ病」などの二次障害に至る場合があるのです。

     

    【周囲の理解で軽減できる】

    発達障害の生きづらさは、本人の発達の凸凹と周囲の人との関わりのミスマッチから発生しています。そうであるならば、周囲の理解と適切な配慮、ちょっとした環境の調整があれば、生きづらさを軽減することができるのです。発達障害のある人の中には、得意なことを生かして様々な業界で活躍されている人がたくさんいます。

     

    【発達障害の分類】

    発達障害は、主に3つに分類されます。3つは人によっては重複する場合もあります。同じ診断名でも特性のあらわれ方は人によって異なります。

     

    広汎性発達障害

    ○コミュニケーション・対人関係の障害

    「人の気持ちを想像・理解するのが苦手」「冗談や比喩が理解できない」「興味のあることを一方的に話し続けてしまう」「非言語的なサイン(表情・目配せなど)を読み取るのが困難」等

    ○こだわりが強い

    「日課・習慣の変化や予定の変更に弱い」「特定の物事に強いこだわりがある」等

    ○その他の特性

    「聴覚・視覚・触覚など感覚の過敏、鈍磨を伴うこともある」

     

    ADHD(注意欠如・多動症)

    ○不注意

    「物をなくすことや忘れ物が多い」「人の話を一定時間集中して聞けない」等

    ○衝動性

    「予測や考えなしに行動してしまう」「相手の話を待てない」等

    ○多動性

    「じっとしていられない」「動き回る」「しゃべりすぎる」等

     

    LD(学習障害)

    「読む・書く・計算する・・・等の特定の分野の学習だけが極端に困難

     

    どうですか。

    あなたは発達障害ではないですか。

    また、あなたの周囲には生きづらさを感じている人はいませんか。

     

    発達障害のある人が安心して生きていける社会にしていきたいです。

     

    そのためには、全人類が発達障害について正しく理解することが必要です。そして、適切な配慮を実行していくのです。

     

    小中学校では理解が進みつつあります。

    遅れているのは大人社会のようです。

  • 「いじめは悲惨である。

    いじめは残酷である。

    いじめ被害児童生徒は、

    もう二度とその空間に戻りたいとは思わなくなる。

    対象者は登校できなくなり、最悪の場合は…」

    学校では「いじめ問題」が喫緊の課題です。

    現に毎月というペースで、子供がいじめを苦に自殺しています。

    どうにかして、負の連鎖に終止符を打ちたいと考えます。

    私は以下のことを提案します。

    いじめの被害を受けた子どもには、学校以外の場所で学習する権利を与えるべきと考えます。

    例えば、インターネット学習という支援です。

    大学ではeラーニングを活用する動きが増えています。いつでもどこでも学べる環境を整えようとしています。

    小・中・高等学校でも積極的な導入を検討してはどうかと思います。

    また、ここ数年、退職教職員が増加しています。

    経験豊かなベテラン教師が個別に教えるシステムを構築する等、

    様々に検討してはよいのではないかと思います。

    もう一つ、学校教育においても。いじめの抑止行為を積極的に行うことです。

    いじめ加害者が「いじめても、あまり得にならない・・・。逆に損だ。」

    というシステムを作ることが大切だと考えます。

    例えば、「いじめは、刑法では侮辱罪、脅迫罪となり、民法では損害賠償請求の対象になること」「場合によっては警察に通報すること」をしっかり教えることです。

    また、いじめが学校で発生する場所、時間帯は、教室・廊下、休み時間・登下校時です。その時間帯に、地域のボランティアさんが見回りをするのです。

    さらに、全教室・廊下に監視カメラです。絶大な効果があると考えます。

    このような意見は、「力によるいじめの抑止で、教育現場にそぐわない」と思われるかもしれませんが、現場はすでにそこまできています。

    いずれにせよ、いじめは大人が本気で取り組むべき、国民的課題です。