2017年7月

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    「あなたが〇〇をやらないなら、私は△△します!」

    一瞬、脅しのような物言いですが、

    「バシッと相手に攻撃する人って強い!」

    「自分がやりたいことを堂々と主張できる人ってすごい!」

    って思いませんか?

    しかし、このような話し方をすると、

    交渉がうまくいく確率は4分の1となり、

    たとえうまくいっても、手に入る利益が本来の半分になることが研究で明らかなのです。

    逆にお互いに協力的な会話をすると、9割以上のケースで利益が上がるそうです。

    つまり、攻撃的なスタイルで、ぐうの音も出ないように論破する手法は間違いというのです。

    なるほど。

    交渉で利益が出る確率は、

    攻撃手法は約25%

    協力手法は約90%

    この割合を知っているのと、知らないとでは、

    上手に生きていく上で大きな違いになりますね。

    「なぜあの人が話すと納得してしまうのか?価値を生み出す『バリュークリエイト交渉術』大森健巳著 きずな出版」に詳しく書かれています。面白い本でした。

  • 皆さんは「セクシュアリティ」という言葉をご存知ですか。

    「セクシュアリティ」とは「性のあり方」のことです。

    ①からだの性

    ②こころの性

    ③好きになる性

    の3つの要素で説明することができます。

    ※表現する性を入れる場合もあります。

    ①からだの性

    生物学的性:sex(セックス)

    性染色体、外性器・内性器の状態や性ステロイドホルモンのレベル等から決定されます。

    ②こころの性

    性自認:gender identity(ジェンダー・アイデンティティ)

    自分自身の性別をどう認識しているか、

    その確信の状態がどのようなものか、というものです。

    ③好きになる性

    性的指向:sexual orientation

    (セクシュアル・オリエンテーション)

    恋愛や性愛の対象となる性別のことです。

    一人ひとりのセクシュアリティは主にこの3つの要素で形成されます。これらの性は「男」「女」と2つに分けて考えがちですが、現実には、明確に「男」「女」の2つに分けることができないものであり、境界線がなくグラディエーションなのです。

    全体から見ると少数派になりますが、同性を好きになる人もいれば、異性と同性の両方を好きになる人や、いずれも好きにならない人等も存在します。

    そのようなセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の代表的な呼称として、LGBTといった言葉があります。

    これは、

    L  レズビアン(女性同性愛者)、

    G  ゲイ(男性同性愛者)、

    B  バイセクシュアル(両性愛者)、

    T  トランスジェンダー(からだの性とこころの性に違和感を感じている人)

    の頭文字をとった略称です。

    以下、解説します。

    L  レズビアン(女性同性愛者)は、

    「こころの性」は女性で「好きになる性」が女性という人を指します。

    G  ゲイ(男性同性愛者)は、

    「こころの性」は男性で「好きになる性」が男性という人を指します。

    B  バイセクシュアル(両性愛者)は、

    「好きになる性」が異性の場合も、同性の場合もある人を指します。

    T  トランスジェンダーは、

    女性の体で生まれたけれど、自分が男だと感じている人や、男性の体で生まれたけれど、自分が女性だと感じている人を言います。

    (FtMの場合)

    (MtFの場合)

    この他にも様々なセクシュアリティがあります。

    ①3つのセクシュアリティを男女の二分法で整理

    ②エックスジェンダーは、

    こころの性を男性・女性のいずれかとは認識していない状態を指します。トランスジェンダーの中に含みます。

    ③パンセクシュアルとアセクシュアルは、

    好きになる性が、全てのセクシュアリティ・いかなる他者も対象とならない人を指します。

    ④クエスチョニングは、

    自分自身のセクシュアリティを決められない、わからない、あえて決めない人を指します。

    以上のように、

    性のあり方は多様です。「虹」のように様々な輝きを持っているのです。

  • 学校では、性的マイノリティへの「いじめ」が深刻です。

    今年の3月に「国のいじめ基本方針」が改定されましたが、

    その改定箇所に「性的マイノリティに対するいじめ」が追記されています。

    世界各国の研究結果によると、

    どの学級にも1人~2人の性的マイノリティがいるようです。

    性的指向(恋愛対象が誰であるかを示す概念)であるレズビアン(女性同性愛者)・ゲイ(男性同性愛者)・バイセクシュアル(両性愛者)が約3.5%。

    性自認(男性または女性であることの自己認識を言います)であるトランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない状態の人)が0.3%という値です。

    自分の周りには性的マイノリティが、

    「いない」のではなく、

    「気づいていない」のです。

    その性的マイノリティが直面している危機は半端じゃありません。

    宝塚大学看護学部教授の日高庸晴氏の研究では、

    10歳代で親にカミングアウト(本当のことを打ち明けること)する割合は11.5%に止まっているというのです。

    親にも相談できずにいるのです。

    また、約65%の人が自殺を考え、約14%の人が、実際に自殺未遂を起こしたこともわかっています。

    性的マイノリティの状況は深刻です。

    まずは、性的マイノリティへの偏見等をなくし理解を深めることが必要と考えます。

    「一人ひとりが違って当たり前」と誰もが思うことが大切ではないでしょうか。

  • LGBTって知っていますか?

    これはレズビアンやゲイといった性的少数者を表す言葉です。代表的な性的マイノリティの頭文字をとって、

    Lesbian(レズビアン)

    Gay(ゲイ)

    Bisexual(バイセクシュアル)

    Transgender(トランスジェンダー)

    「LGBT」と言います。

    日常的に男性・女性という2つの枠組みで色々なことを考えがちですが、

    実際の性・セクシュアリティは、もっと豊かで多様なのです。

    ◯レズビアンの場合は「身体の性」は女性。「心の性」も女性。「恋愛対象」も女性です。

    ◯ゲイの場合は「身体の性」男性。「心の性」も男性。「恋愛対象」も男性です。

    ◯バイセクシュアルの場合は「身体の性」が女性なら「心の性」も女性。「恋愛対象」は女性と男性の両方になります。

    ◯トランスジェンダーの場合は「身体の性」が男性なら「心の性」は女性というように、「身体の性」と「心の性」が一致しません。「恋愛対象」は異性の場合もあるし、同性の場合もあるし、男性と女性のどちらも「恋愛対象」になる場合もあります。

    性的マイノリティと呼ばれる人たちは、様々な調査から約3%~5%と考えられています。

    「いやいや、そんなにいるはずがない」と思った人はいるのではないでしょうか。

    実は、調査から明らかなのは、

    世の中に流れている「性的マイノリティに対するネガティブな情報」や「否定的な捉え方」や「笑い者にするような扱い」により、本当の自分を言えずにいるのです。

    5万人を超えるゲイ・バイセクシュアル男性を対象とした調査では、

    10代から30代までで、親にカミングアウトしている人の割合は14~15%位しかいないのです。

    年齢が上がれば、その割合はもっと低くなるそうです。

    親にすら、本当のことがいけないでいるのです。

    さらに、この調査では、

    約65%の人が自殺を考え、その内14%の人が、実際に自殺未遂を起こしたこともわかっています。

    命に関わる問題なのです。

    「人はこうあるべきである」と決めつけずに、

    「みんな違ってみんないい」

    それぞれの生き方を尊重することが大切なのではないでしょうか。

    性的マイノリティを大切にできる社会へ

    多様性を大切にできる社会へ

    誰もが安心して暮らせる社会へ

    そんな社会をみんなで作って行きましょう!

  • あなたの職場には、不機嫌な上司やパワハラ上司はいませんか?

    もしいれば間違いなく、その上司のイライラは部署内に「感染」していることでしょう。

    そして、部下の仕事の能力を低下させていることでしょう。

    「スタンフォードで一番人気の授業 世界トップエリートの行動を変える『究極の講義』とは 佐藤智恵著(幻冬舎)」に、そのメカニズムが以下のように書かれています。

    「こんなこともできないのか!今度失敗したら許さないぞ!」

    と上司に言われたとします。

    すると、その部下はストレスmaxに。

    ストレスがかかると体内にアドレナリンとコルチゾール(ストレスから人間を守るために分泌されるホルモン)が多量に分泌されます。

    そうなると、記憶力、企画力、創造性といった能力が低下し、新しいことに挑戦する意欲を失ってしまうのだといいます。

    中には、上司を見ただけで、恐怖を感じてしまう人もできてきます。

    ストレスに苛まれている人が一人いれば、それはさらに周りの同僚に感染していきます。

    部署全体がギスギスして、同僚に対して思いやる余裕もなくなります。

    怒られないようにいわれたことを懸命にこなそうとすると、さらにストレスがかかります・・・。

    佐藤氏は言っています。

    「業績不振の会社を訪れると、ビクビクしている社員や横柄な管理職が多いことに気づく。私自身、取材や採用面接で数多くのグローバル企業を訪問したことがあるが、その時『雰囲気が悪いな』と思った会社の多くはすでに倒産しているか他社に買収されている。恐怖が支配するようになったら一巻の終わり。だからこそ一流の経営者は不機嫌な社員を生まないような『社風』や『文化』を築くことに何より尽力しているのだ」と。

    どうせなら感染させるなら「やる気」を感染させたいですよね。

    佐藤氏も例を挙げていますが、

    「ユーモア」が社員を和ませ、生産性をアップさせることが研究で明らかになっているそうです。

    ということで、今日もイライラしないで、笑顔で前向きに頑張りましょう!