2016年10月

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    Aくんとの出会いは、私にとって財産です。

    彼は、4月当初、授業中に大きな声を出したり、走り回ったり、
    友達の消しゴムを窓から投げたりしました。
    私が黒板に字を書くと「汚い字やな」と発言。
    彼の机の周りは、鼻を噛んだティッシュ、プリントなどが散乱。
    ランドセルはずっと机の上に置いたまま。

    注意すると、
    「特別扱いするな!!」
    と、悪の行動をますますエスカレートさせるのです。

    周りの子から「荒井先生、怖い・・。このクラス嫌や・・。」
    同僚からからは「やっぱり荒井もあかんかったなぁ・・・。」
    そんな声も聞こえてきます。

    私は、もうどうしていいのか分からなくなっていました。
    気がつくと、私は学校に行くのが怖くなっていました。
    この時が私の教師人生で最大のピンチだったと思います。

    そんな時、私が信頼する先輩に相談した際、
    アドバイスしてくれた言葉が、
    私の人生に影響を与えた言葉になりました。

    それは、
    「A君さえ、おらんかったらと思っているやろ。
    A君がいるから教師として成長できるんやで!彼に感謝せえ。」

    この子さえいなければではなく、この子がいるから成長できる
    って考えなあかん。と言ってくれたんです。

    腹が決まった私は、彼ととことん向き合おうと、
    5月の連休明けに、
    「今年の目標」を書く授業をしました。
    彼は案の定、目標を書く紙を丸めて投げ捨てました。
    私は本気でした。
    彼に絶対に書かせようと心から話しました。
    でも彼はなかなか書こうとしません。

    ようやく帰る前に、
    彼は紙に書いた目標を、私に持ってきました。
    その目標を見てびっくり!
    なんと!
    「今年こそ暴れない」
    と書いていたのです。

    彼は本当は、暴れたくなかったのです。
    その心を分かってあげられなかった私は、
    彼を人がいないところに連れていき、泣いて謝りました。

    そして約束しました。
    「授業中、どうしても我慢できなくなったら先生にサインを送ってな」と。
    その日を転機に、彼と少しずつ心が通うようになっていったのです。
    学級もしだいに落ち着いていきました。

    終業式の日。彼から

    「荒井先生ありがとう」

    と書いてある手紙をもらった時はまた涙しました。
    彼との出会いで
    「自分が変われば相手(環境)が変わる」
    「人間の可能性を信じ抜く勇気」
    を学びました。

    日々、「この仕事さえなければ・・」
    とよく思ってしまうことがあります。
    そんな時、彼との関わりを思い出します。

    彼は今頃、どこで何をしているのでしょう。
    彼と会って語りたいな。

  • 「荒井先生、使命って何ですか?」
    担任していた子からこんなことを質問されたことがあります。

    聞かれた直後は
    「難しいこと聞くなぁ・・・。『その人にしかできない任務』のことと思うけど。ちょっと勉強させて。」
    とか、何とか言って答えたと思います。

    早速、家に帰って国語辞典のページをぺらぺら。
    「使命とは、①使者として受けた命令。②与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。」などと書いてあります。

    う〜〜ん。なるほど・・。
    でも何て答えたらわかりやすいかな・・・。
    その後もいろんな書籍を読んで考えました。

    ここで一つの問いが生まれます。
    「あなたにとっての使命って何ですか?」
    そう聞かれたらどう答えるだろう。

    すぐに頭に浮かんだのは、
    ○教え子たちを自分以上の人材に育てること
    ○家族を幸せにすること・・・・です。

    自分だけにしかできない、
    教師の使命って何だろう?
    さらに深く考えてみると

    「自分なら親が離婚している子に勇気を贈ることができる」
    「自分なら経済的に苦しい家庭の子に希望を贈ることができる」・・・

    使命って、
    悩みや困難を乗り越えるたびに、
    気づくものなんだ!

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    教え子の質問をきっかけに、
    大切なことを気付かされたのでした。

    それから出会う子供達に、
    次のような話をするようになりました。

    「誰もが自分にしかできない使命をもっている」

    「自分の使命は、じっとしていてもわからない。何かに挑戦」

    「今、自分がやるべきことを避けずに前へ進む。自分だけの使命がだんだんわかってくる」

    「『自分には使命がある!』ってことを知っている人は強い。どんな悩みだって負けない。悩みを希望のエネルギーに変えていけるから」

    子どもとの触れ合いの中で、いつも大切なことに気づかされます。

    ありがとう。

    さあ、今週も頑張ろう!

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    平成28年10月15日(土)14時32分、長男が誕生しました。

    この子が20歳になったら、私は64歳です。

    公務員のままだったら退職して4年。
    還暦も越えて、普通なら人生の最終章に向かっている頃でしょうか。

    これから保育園や学校の行事に保護者として参加する際、間違いなく私は保護者の中で高齢組。

    しかもお腹が出ていて、いつも疲れている、なんて自分だったら息子は残念に思うだろうなぁ。

    病室のベビーベットですやすやと眠っている
    生まれたての我が子を見ながら、
    こんなことを考えてしまいました。

    あかん、あかん、
    俺もまだまだこれからや!

    こんな素敵な機会だからこそ決意しよう!
    目標を立ってよう!

    一晩考えた結果、

    「息子が20歳になるまで、毎週1回以上、
    自分の考えや思いをブログで発信する」

    と決めました。

    自分には、

    公認心理師試験に合格する。
    三田市平和記念館を設置する。
    不登校・国際理解教育等の研究をする。
    マジシャンになる。
    世界一周旅行に行く。

    上手な写真を撮りたい。
    ギターを弾きたい。
    サックスを吹きたい。
    英語を話したい。
    教育番組を作りたい。
    妻と喫茶店をしたい。
    フルマラソン4時間以内で完走したい。
    などなど、

    さまざまな夢・目標があります。

    その達成に向けて、
    楽しく努力している、
    生き生き、ワクワク、楽しんで生きている
    生の文章を発信していきます。